〈レース評価〉
A:G1級
B:重賞級
C:OP・L級
D:1勝まで
A評価
8月31日 札幌 11R 芝 1800m 札幌2歳S マジックサンズ
レースタイム 1.50.3
逃げたのは2連勝を決めていたアスクシュタイン。トップオンザヒル、バセリーナ、マテンロウサンなどが続いていく形。後方からファイアンクランツ、アルマヴェローチェが進出。モンドデラモーレ、マジックサンズが先頭に並びかけると最内からアルマヴェローチェが一旦は抜け出すが、外からマジックサンズが差し返しゴール。
キングスコール、ホウホウが回避しレースレベル低下も思われた一戦だったが、推定タイムを2秒近く上回る好タイムを叩き出した。勝ったマジックサンズはもちろん、牝馬で連対したアルマヴェローチェもG1制覇を狙える器を見せた。
B評価
9月1日 札幌 1R 芝 1500m 未勝利戦 ヒシアマン
レースタイム 1.30.8
タイムは並みだが、レースぶりは期待大。明らかに札幌1500mのような小回りコースは合っていなさそうなので、東京のように広いコース替わりで期待したい。
9月1日 札幌 8R 芝 1200m シンガポールターフクラブ賞 カワキタマナレア
レースタイム 1.10.1
1200mのレースだが後方に構えての差し切り勝利。桜花賞路線に乗っかってくるのであれば期待の1頭だ。
9月1日 中京 5R 芝 1200m 小倉2歳S エイシンワンド
レースタイム 1.09.1
新馬戦同様器用な立ち回りでエイシンワンドが中京1200mを連勝。上がり最速のクラスペディアは前走2着で重賞連対で未勝利を突破。新潟1400mをレコード勝利してきたアーリントンロウも力を見せた。各馬1400mくらいまでなら融通利きそうだ。
C評価
8月31日 札幌 2R ダ 1700m 未勝利戦 アローオブライト
レースタイム 1.45.9
スタートは遅れてしまったが徐々にポジションを上げて逃げ馬の番手につけ直線を向くと、ルクソールカフェの追撃を僅かに退けて粘り勝ち。またしてもナチュラルライズ組からの勝ち上がりで重馬場適性を見せた。
8月31日 札幌 5R 芝 1500m 新馬戦(南アフリカ賞) ダイシンラー
レースタイム 1.34.0
スタートは抑えて後ろからの競馬。馬群を見る形で競馬を進めると4Fあたりから脚を使って先団に取りつく。4角大外に持ち出すと内に差し込みながらも前のダノンミッションを捉えきって勝利。重馬場なのでタイムは出ていないが強い内容。
8月31日 中京 2R 芝 1400m 未勝利戦 カロローザ
レースタイム 1.22.9
新馬戦は逃げたジャスパーディビネに押し切られたが、今回は二の足を使い先手を取るとそのまま押し切り。馬場が特殊だったが好タイムで評価できる。
8月31日 中京 5R 芝 2000m 新馬戦 カレンラップスター
レースタイム 2.08.7
重馬場でタイムが掛かったものの道悪の内ラチ沿いを一周して先行押し切り。パワー型という印象だが、半兄は新潟の良馬場で未勝利戦を勝ち上がっていて早すぎなければ対応できるのでは。
8月31日 新潟 2R ダ 1700m 新馬戦 アルマグラース
レースタイム 1.58.6
長い直線を捲って差し込み勝ち。タイムはまあまあだが、レースセンスは高い。
9月1日 新潟 5R 芝 1800m 新馬戦 エンジェルマーク
レースタイム 1.52.9
グロスビークが逃げ、エンジェルマークは3番手の外から追走。直線は外から脚を伸ばし逃げたグロスビークを急襲差し切り。残り3Fを平均11.0以下で走り切ったのだから両馬レベルが高かった。グロスビークはやはりマイル路線か。
9月1日 新潟 2R 芝 2000m 未勝利戦 ヴァルキリーバース
レースタイム 2.01.5
中団をスムーズに進んだヴァルキリーバースが差し切り勝利。エピファネイア牝馬は1800以上での勝鞍が多い印象だが、この馬も例にもれなかった。切れ味が活きる展開ではジョリーレーヌに勝てなかったところからもタフな中山や京都で立ち回ったら面白そう。
D評価以下
8月31日 札幌 1R 芝 1200m 未勝利戦 オイランブチ
レースタイム 1.11.4
かかり気味に先行。先行集団の後ろにつけて直線外を回って差し切り。頭の高いフォームで固い走り。上がりがかかったタフな条件の方がが良さそうだ。
8月31日 中京 1R ダ 1800m 未勝利戦 ロードラビリンス
レースタイム 1.54.1
他馬を物見しながら押して行って先行。馬場が田んぼ状態なのもありキックバックなど課題も未知数で良馬場でどれだけやれるかというところ。
8月31日 中京 6R ダ 1400m 新馬戦 ハリーケーン
レースタイム 1.27.0
不良馬場の中逃げきり勝利。圧勝だったが、レース内容は評価が難しい。
8月31日 新潟 5R 芝 2000m 新馬戦 ヴィンセンシオ
レースタイム 2.08.4
ドスローの中で着差はそこまでなく、何が強いのか。差し返した勝負根性はよかったが、それだけか。
9月1日 札幌 2R 芝 2000m 未勝利戦 マハートマーベル
レースタイム 2.05.5
タイムは並みだが、中団から内を捲っていく競馬で差し切り勝利。前走1200mから800m延長しての勝利。前走は距離適性外だったようだ。
9月1日 中京 3R 芝 2000m 未勝利戦 ラッキーベイ
レースタイム 2.03.3
逃げ切り勝利。特筆する点はない。
9月1日 中京 5R 芝 1400m 新馬戦 フードマン
レースタイム 1.22.6
逃げ切り勝利。終いの11.6‐11.6は良かったが、それだけ。
9月1日 新潟 6R 芝 1400m 新馬戦 マックアルイーン
レースタイム 1.23.3
新潟14あるあるのスローペース。1400mを逃げ切ったが本質的には1200mの方が気性的にも向いていそう。