ゴーゴーむねちー

D.レーンは神

2024北九州記念_負担斤量

過去の好走馬

今回は時期も違い当てにならないので、2022・2021CBC賞を参照。

・逃げ馬が2戦2勝

・先行馬は3枠以内、差し馬は外枠

・小倉での勝鞍あり、1:07台の時計に対応できること

・3‐5歳の充実した馬

斤量57㎏以上だったのがタイセイビジョンのみで②④着と奮闘。2歳時から重賞戦線で活躍していたので、それくらいの実績は必須。55.5㎏で馬券内のアウィルアウェイも同様に重賞実績があった。一方、56㎏で負けたファストフォースは6歳で高速馬場への対応力が落ちていた。

軽斤量を生かしたのはほとんど3歳馬でピクシーナイト・テイエムスパーダ・アネゴハダがいる。唯一5歳のファストフォースは53㎏を生かして逃げ切った。

また古馬はいずれも470㎏以上で斤量負担11.5%以下だった。タイセイビジョンのみ例外だ。

今回の出走馬

実績最上位のジャスパークローネ、トゥラヴェスーラ以外は11.5%以下の古馬と3歳馬を狙うべきだろう。特に恩恵が大きいのはペアポルックス、グランテストあたり。道悪巧者のナナオも面白い。

6月4週目_POG_2歳未勝利始まる中、京都で輝いたショウナンザナドゥとエリキング

クラシック路線での評価をしていきます。マイルは1段階下げる。

6/22 京都 芝 1600m 未勝利戦 ショウナンザナドゥ

レース評価 A

レースタイム1:33.5。かかり気味に逃げたコムーネを行かせて2番手を追走。手綱を抑えて我慢させる教育騎乗。手綱を緩めると、コムーネ以下を突き放し5馬身差の圧勝。未勝利戦といえど、前走の好パフォーマンス。当日の1勝クラスが1:32.9と考えれば追わなかった分十分かと。

6/22 京都 芝 1400m 新馬戦 ラプラーニュ

レース評価 C

レースタイム1:23.5。外目の好位を追走し大外から迫ったアーリントンロウをクビ差抑えての勝利。距離ロスに道中のかかり具合を見ると折り合いが課題か。もう少し早いペースの方が折り合いは楽そうな印象を受けるので、1200‐1400のLやOPなら勝負になりそう。

6/22 東京 芝 1800m 新馬戦 モンドデラモーレ

レース評価 B

レースタイム1:49.7。ドスローの流れを好位で我慢して差し切り勝利。

ヒカルアモーレの仔は体質が弱く新馬勝ちは初仔のグランデアモーレ以来の快挙。兄ルクスグローリアが見せていた瞬発力が見られたので順調に行けば重賞戦線でも期待できそう。大きなストライドで中長距離が合う。

6/22 東京 芝 1400m 新馬戦 サトノカルナバム

レース評価 B

レースタイム1:23.6。スローペースを折り合いつけて進み後続に7馬身差をつける圧勝。タイムは平凡だが、末脚は素晴らしく1F~2Fの延長なら問題なさそう。この兄弟は前向きな馬が多いので皐月賞は少し長い。マイル路線ならA評価。

6/22 函館 芝 1200m 未勝利戦 モジャーリオ

レース評価 

レースタイム1:09.9。モージャリオってなんだよモーザリオかよ。

800m45.5はかなりのハイペース。印象はスプリンターなので短距離なら。

6/22 函館 芝 1200m 新馬戦 カルプスペルシュ

レース評価 B

レースタイム1:09.7。馬群の中で我慢して進み直線馬込を割って差し切り勝利。

函館2歳Sでは鮫島克Jの継続騎乗がはやくも決定した。レースセンスも末脚もありマイルまでなら気性的にはこなせてもいい。モシーンの血統で近親のプリモシークエンスより先に勝ち上がったのもなかなか面白い。

6/23 東京 芝 1600m 未勝利戦 レーヴドロペラ

レース評価 D

レースタイムは1:35.8。800m46.4と流れたのもあって後方からの差し切り勝利。

重めの馬場が合っているのか東京にしては伸びが物足りないし、馬場や展開次第といった印象。

6/23 東京 芝 1600m 新馬戦 ジョリーレーヌ

レース評価 B

レースタイム1:39.9。さきほどと打って変わって800m52.4というドスロー戦。普通に考えて逃げ切るのが常だが、馬群で我慢したジョリーレーヌが抜け出し勝利。追い出しも外に回されてロスした分も考えれば、馬なりで抜け出してしまったのは強い。

マイル重賞の流れに戸惑ってしまうかもしれないw距離は融通が利きそう。上り33.9はこの日のパラダイスS33.8と0.1秒差ですね。

6/23 京都 芝 1800m 新馬戦 エリキング

レース評価 A

レースタイム1:52.1。若干出遅れ気味で外目を追走。終始マークしていたサラコスティを相手にせずの楽勝。母ヤングスターも瞬発力に富んでいた。第1子ですが、484㎏と馬格がしっかりしているのはさすが豪州の血といったところなのか?

ノーザンFの中でエース級の評価がされていた馬。クラシックに期待が持てます。

6/23 函館 芝 1200m 新馬戦 ヤンキーバローズ

レース評価 C

レースタイム1:09.8。3番手に控えてコーナーで差を詰めるとティピティーナと一騎打ち。最終的に1馬身差離してゴールした。折り合い良く進めたので函館2歳で差しが決まる展開なら面白い1頭。

6月3週目_POG_北村J絶好調!トータルクラリティ新馬勝利!

6/15 東京 芝 1600m 新馬戦 ショウナンマクベス

レース評価  D

レースタイム1:35.1。800m通過49.3は逃げ先行有利のドスローペース。

展開通りショウナンマクベスが逃げ切り勝利。その中で後ろから進めたコスモコロネットの末脚が光ったか。人気のノームコアの一番仔シルバーレインは斤量を考えても負けすぎ。

6/15 東京 ダ 1400m 新馬戦 クレーキング

レース評価  D

レースタイム1:25.9。1勝クラスくらいの時計で悪くなさそう。父ナダルで母は1800m辺りをこなしているので、距離延長はいけそう。ダートの番組は少ないので次走どうするかが問題だが…。

6/15 京都 ダ 1200m 新馬戦 ハッピーマン

レース評価  D

レースタイム1:13.4。1頭だけ脚色の違う競馬で圧勝。控える競馬で距離も持ちそうだし、調教内容もまだ強めきれない中の勝利で、CWでしっかり終えるようになった時どれくらいのスペックで走れるかといったところ。

6/15 函館 芝 1200m 新馬戦 ヴーレヴー

レース評価  C

レースタイム1:09.2。タイムは優秀で減量もなかった上位3頭は評価できる内容。函館2歳制覇も期待できる。

6/15 函館 ダ 1000m 新馬戦 リリーフィールド

レース評価 B

レースタイム0:59.0。函館2歳も狙える逸材でもう少し距離は長くてもいいと思うが…。馬体も良く今年のモズアスコット産駒ならこの馬が一番という評価。

6/16 東京 芝 1400m 新馬戦 プリティディーヴァ

レース評価  C

レースタイム1:22.1。タイム自体は平凡だが、この時期としては悪くないか。2着のダノンの方が最後の脚色は良かっただけに長い距離は向かなそう。

6/16 京都 芝 1600m 新馬戦 トータルクラリティ

レース評価  B

レースタイム1:36.5。スローペースとはいえ終いに見せた11.4-10.9の流れを差し切る末脚は今後どこかで輝く時がありそう。途中前向きすぎてハミを噛むところもあったので課題は折り合いだ。

6/16 函館 芝 1200m 新馬戦 ニシノラヴァンダ

レース評価   D

レースタイム1:09.3。スタートで恵まれた感じもあり飛ばす競馬で逃げ切り。同様のスタートが毎回できるなら、函館2歳や小倉2歳と言った短距離戦なら強みが活かせると思うがそれ以上は厳しいという感じ。

2024_ラジオNikkei賞_斤量考察

過去の好走馬

57kg以上 0-0-0-1-1-2

昨年以前以後で斤量差あるが57kg以上での馬券内は2008ノットアローン(2着)のみ。

56kg 2-0-2-1-1-13

2015アンビシャス、2018メイショウテッコンが勝利。全て5番人気以内だった。

55kg 3-2-1-0-2-11

2019ブレイキングドーン、2022フェーングロッテン、2023エルトンバローズが勝利。これも馬券内は全て4人気以内だった。

54kg 4-4-2-4-3-23

2014ウインマーレライ、2016ゼーヴィント、2017セダブリランテス、2021ヴァイスメテオールが勝利。上位人気はもちろん多いが7-9人気の中穴もたまにある。

53kg 1-4-4-0-2-27

2020バビットが勝利。2桁人気2頭含め穴目が多い。

52kg以下 0-0-1-2-1-20

来たら天災。直近では2020ディープキングのみで前走2着のパンサラッサの2着で2-1/2馬身差も上がり1位を計測していた。

今回の出走馬

f:id:munetika0926:20240624193027j:image

今回は13頭立てということもあり54kgが4頭、51kgが2頭と1勝クラス組のみ斤量に恵まれた。

ショーマンフリート以外は人気薄が期待できるのも魅力だ。特にヤマニンアドホックは単騎逃げの形とはいえ、ショウマンフリートに完勝。ストライドを伸ばす力強い走りでコーナリングも得意で福島は向きそう。また兄にヤマニンデンファレがいる。

人気どころではウインマキシマムは斤量が恵まれ有利か。サトノシュトラーセは福島が向かないのは分かりきってるため鞍上次第。人気薄のジュンゴールドでもいいんだぞ。

6月2週目_POG_クロワデュノールとアルレッキーノはG1級?

6/8 東京 芝 1600m 新馬戦 コートアリシア

レース評価 B

 レースタイム1:35.1。当日の2勝クラスが1:32.5なので+2.6秒。レースレベルはまずまずといったところ。ラップも10.9‐11.4と失速しているのは気になるところ。

 この時期の5馬身差は2歳重賞であれば十分通用する素質はあるだろう。ピッチ気味なので将来的にはスプリント路線の方がいいといった印象。桜花賞までいくなら展開次第か。葵Sを第一目標に頑張ってほしい。

 近親にはストロングリターンレッドオーヴァルがいる。

6/8 京都 芝 1600m 新馬戦 サニーサルサ

レース評価 D

 レースタイム1:34.1。ハイペースで逃げたので評価は難しいが、前向きすぎるので気性は短距離向き。JFよりファンタジーSのような1F短いレースなら穴をあける可能性も?姉にはフェアリーS2着のマスクオールウィン。

6/8 函館 芝 1000m 新馬戦 ヒデノブルースカイ

レース評価 D

 レースタイム0:57.6。芝の状態も良く決してハイレベルとは言えないが、2頭で競り合いながらもレースを引っ張り後続を突き放した内容は強かった。

 アルトゥーム、セラフィナイトの下で6月デビューで快勝。この血統のことを考えれば早めのデビューにこぎつけたのは順調度が違うし、兄たちより1ステップ上でもやれていいのではないか?もちろん短距離だが…。函館2歳なら本命級の1頭だ。

6/9 東京 芝 1800m 新馬戦 クロワデュノール

レース評価 A

 レースタイム1:46.7エプソムCが1:44.7と+2.0秒。ただ、後半5F新馬戦の方が0.7秒早かった。1:46秒以下の2歳戦は10月未勝利のグリューネグリーンくらいであとは東スポ2歳Sのみ。

 2番手以内で33.8を使ったクロワデュノール、34.3と最後渋ったアルレッキーノどちらも後続を突き放した内容は圧巻で能力通りならダービーまで2頭とも完走できるだろう。また、気性の難しさがありそうなので次走以降の戦法がカギになってきそう。

6/9 京都 芝 1200m 新馬戦 ポートデラメール

レース評価 B

 レースタイム1:11.3。小頭数らしくスローの展開で終いを33.8にまとめた。

 この時期の京都1200mの新馬戦は7月開催だった2011年以来13年ぶりで評価に困る。ただ、京都1200の条件で終い33秒台を使う馬は珍しくポジションをあげながらの競馬で評価はできる。

 スローペースも幸いして距離延長しても戸惑うことはないだろう。競馬王では桜花賞をと言われている馬なので1200mデビューと言っても侮る必要はないと思う。

6/9 函館 芝 1200m 新馬戦 エメラヴィ

レース評価 D

 レースタイム1:09.7。決して早くはないが評価するに値するタイム。1:09台ならクリダームやドナベティ、スプレモフレイバーが近年ではいるし、そこそこ短距離で走ってくれそう。胴が詰まって腹袋があるので、距離は長くても1400mまで。兄弟を考えると将来的にはダートの方がよさそうだ。

  

6月1週目_POG_ダノンフェアレディとショウナンザナドゥにミリオンローズと期待馬多数か?

6/1 京都 芝 1600m 新馬戦 ダノンフェアレディ

レース評価 A

1番ダノンフェアレディが強気にハナを主張していき逃げ切り勝利。2番人気6番のショウナンザナドゥは番手の外につける。若干促しながらの追走で距離は伸びてよい印象を受けた。

前に行った2頭は他馬にスピードの違いを見せつける形で1:33.8を記録。3番手のジャスタパーティに7馬身差をつけた。どちらも阪神JFで期待したい素質馬というのが現時点の評価だろう。

〈レースラップ〉 

12.2‐11.5‐12.0‐12.3‐11.3‐11.2‐11.3

2歳重賞のレースラップとも遜色ない内容で阪神1600mの6月の新馬戦で1:33.8は改修後に限っても最速の時計。文句なしの内容と言える。

6/1 東京 芝 1600m 新馬戦 ウィンターベル

レース評価 C

8番サノノロンドンが13秒を2度計時するようにドスローで完全に前に言った馬が有利という展開。ペースを読んで2番手につけたウィンターベルが差し切り勝利。

後続の馬には展開の不利もあったので悲観するような内容ではないだろう。

上りの3Fは34.5とかなりかかってしまったので、抜けた馬がいれば差し切っていたかもしれないというところか…。

〈レースラップ〉 

12.9‐11.9‐12.9‐13.0‐12.4‐11.5‐11.4‐11.6

京都に比べると地味。時計の出る馬場なのでスローすぎる展開は完全に前有利だった。

6/2 京都 芝 1400m 新馬戦 キトンインザスカイ

レース評価 D

逃げるエルモッソペンドロを見る形で先行したキトンインザスカイの勝利。

種牡馬の初勝利をシスキンの産駒が挙げた。

人気のレイピアとカムイカルは差し届かず。良馬場だったので能力が高ければもっと詰め寄れそうだが…。外を回ったカムイカルは見直しの余地がある。

〈レースラップ〉

12.6ー11.2‐12.1‐12.1‐12.0‐11.7‐11.5

1400m戦にしてはスローなので昇級後どうか。

6/2 東京 芝 1600m 新馬戦 ミリオンローズ

レース評価 A

逃げるアルデムラータがスローに落とした展開利もあり、内をロスなく追走したミリオンローズが押し切った。2着エンブロイダリー、3着クライスレリアーナは展開の不利がありながらも後方から瞬発力を見せつけた。3頭ともOPでやっていく目途がつくようなレースだった。特にエンブロイダリーは馬群を経験したのも良さそうだ。

〈レースラップ〉

13.1‐11.7ー12.3ー12.9‐12.7‐11.8‐11.0‐10.9

800m50秒通過は完全に逃げ先行有利。スローとはいえ上り2Fの数字は優秀。

6/2 東京 芝 1400m 新馬戦 スターウェーブ

レース評価 

逃げたホウオウブースターをスターウェーブが捉え勝利。反応良く伸び一時は迫ってきたカルデライトを退けた。スターウェーブ自身は1600でも合いそうなので距離延長でさらに期待したい。内容も文句なしで面白い存在。三浦皇成でG1とってくれよ!

〈レースラップ〉

13.1ー11.3‐12.3‐12.4‐11.3‐11.3‐11.2

昨日の1600m戦よりは締まった流れで上がり3Fの時計も優秀。スローを我慢したことで1600でも対応できる馬が上位には多そうだ。

2024_AJCC予想

有力馬が6、8歳馬と4歳牝馬といかにも不穏な今回のAJCC

週末も雨予報☔。年寄り向けのレースになりそう。

少しくらい荒れてもいいのではないか?

 

《各馬評価》

B アドマイヤハレー 牡6  田辺 美浦・宮田

 日曜は坂路で63.8と軽めの調整。

 最終追切は美浦Wで67秒台終い11.9を馬なり。前走から平行線という印象だ。

 重賞で通用する能力があるか疑問だが、先行策がはまれば3着まではあってもいい。

A カラテ 牡8  菅原明 栗東・辻野

 日曜は坂路で57.1-40.8-26.0-12.8と軽め。

 最終追切は終い2Fを12秒台で纏めた。カラテの中では最良の追切の形。掲示板を外していない追切だけに休み明けでも動ける。道悪のフレンチデュピティ祭り開催なるか?

C カルリーノ 牡8  ?? 美浦高橋裕

 出走想定から消えたので削除。

B クロミナンス 牡7  C.ルメール 美浦・尾関

 最終追切は美浦Wの中央より少し外目を回って、64秒台終い11.4秒。江の島Sくらいのデキにはありそう。重賞でどうか?能力の問題。

C サンストックトン 牡5  キングスコート 美浦・鹿戸

 日曜坂路55秒の25.9‐12.7からの最終追切は美浦Wで70秒終い12.0併せ併入。

 鹿戸厩舎としては良い方の追切で、まあ先着してほしかったが…。中山24の早春Sでスローで負けてるからここでは足りるか疑問。

B ショウナンバシット 牡4  横山和 栗東・須貝

 最終追切は日曜坂路を挟み栗東CWで69秒終い11.6と前走と変わらぬデキ。

 皐月賞5着の実績があり中山では世代でも上位の印象。馬場の悪いところから伸びていたので道悪は大歓迎の口だ。

C シルブロン 牡6   ピューヒレク 美浦・稲垣

 好走時は美浦W追いの時に偏っているのに坂路中心の調整。

 ステイヤーズSの疲れが抜けきってないのか?重賞でもやれるだけに残念な内容。

A チャックネイト セ6  キング 美浦・堀

 アルゼンチン共和国杯組は香港ヴァース2着、ステイヤーズS3着と好走が多い。

 東京2500の長い直線ではウィルトスに差されてしまったが、中山の小回りに道悪付きならアル共より粘りやすい。追切内容も堀厩舎らしく好時計で好調を維持。

 京成杯でウンがついた鞍上ならここで初重賞制覇もあっていい。

B ホウオウリアリティ 牡6  大野 美浦・高木登

 追切内容から23年迎春Sくらいのデキはある。小頭数で先行場の少ない当レースに一番合っているといえるのがこの馬。

 4角3番手内なら3‐1-3-3と実に安定。中山なら馬券外は23初富士Sにスルーセブンシーズの捲りで先行勢が厳しくなった展開になった時だけ。

A ボッケリーニ 牡8   浜中 栗東・池江

日曜坂路が58秒とこの馬にとっては遅め。最終CWはいつも通りの内容。

6歳以降G2以下では馬券外が無いのでここでも安定感を買われて1人気か。チャレンジカップから中6週と詰めて使っていることくらいしか不安点はない。

B マイネルウィルトス 牡8 横山武 栗東・宮

追切は及第点。普通に良い。ただ、脚質的に後ろからになってしまうので22年函館記念のように捲っていかないといかないのがしんどいか。衰えが少ないとはいえ8歳なので、ステイヤーズSからの臨戦も気になるところ。紐で押さえたい。

A モリアーナ 牝4  横山典 美浦・武藤

追切は掛かり気味だがコース的には良い。鞍上も好調ノリさんで中山なら安心できる?1800m以上なら秋華賞以外馬券外が無いので小頭数で追走力があるモリアーナならここを制しても。ちなみに前回勝利した牝馬メジロモントレーもノリさん騎乗だ。

C ラーグルフ 牡5  三浦 美浦・宗像

時計は出ているが終い12秒台は気になるところ。札幌記念から久々になるのも割り引きたい。中山自体得意なコースだが鞍上込みで疑問。

●予想

頭数が少ないので4頭に絞って予想。

◎カラテ

〇モリアーナ

▲ボッケリーニ

△ホウオウリアリティ

2024年クラシック世代_牡馬評価

2024年中距離・マイル各クラシック路線を意識して評価していきます。

S~Cまでの4段階評価。

 

≪中距離路線≫

【Sランク】

・ダノンエアズロック 1800~2400 ◁◀◀◁ 美浦・堀厩舎 短期免許

モーリスXモシーン。プリモシーンの半弟。

言わずと知れたダノンのクラシック最有力馬。

新馬戦、アイビーSで見せたスタミナと切れ味は牡馬の中でも最高峰。

アイビーSで下したレガレイラは次走ホープフルSを制する等対戦相手のレベルも上々。

 

【Aランク】

・アーバンシック 2000~2400 ◁◁◀◀ 美浦・武井厩舎 横山武史

スワーヴリチャードXエッジースタイル。ロカの甥でレガレイラと同じ血統構成。

百日草特別は圧巻のパフォーマンス。

次走の京成杯では伸びきれず2着に敗れてしまったが、最後方から捲りの競馬で1頭格の違いを見せた。明らかに東京向きだがダービー向きかはまた別だろう。

鞍上の横山武史Jも最高着順は2着。競馬に器用さが欲しい。

ジャスティンミラノ 2000~2400 ◁◀◁◁ 栗東・友道厩舎 ??? 

キズナXマーゴットディド。半姉にミッションインポッシブル。

栗東馬ながら東京でデビューし快勝。

2着のヘデントールも未勝利戦でOP級のパフォーマンスを見せた。

次走のゆりかもめ賞を勝ってダービー父子制覇に備えるか?

・シンエンペラー 2000~2400 ◁◀◀◁ 栗東・矢作厩舎 C.ルメール

ソットサスの全弟が日本のクラシックに参戦。

素質馬らしく新馬戦のパフォーマンスはG1級。

京都2歳Sを差しの競馬で制し、次走のホープフルはレガレイラの切れ味に負け2着。

どうしても重たい欧州血統なので、冬馬場から春の高速馬場への対応できるかどうかがカギになる。

トロヴァトーレ 2000~2400 ◁◀◀◁ 美浦・鹿戸厩舎 C.ルメール

レイデオロXシャルマント。近親にディアドラ、フリームファクシ。

前走葉牡丹賞は1頭パフォーマンスが抜けていた。

負かした馬も京成杯で好走し、レベルの高さを証明した。

次走の弥生賞が試金石だが、前走同様のパフォーマンスなら皐月賞に一番近い。

・ニュージーズ 2000~2400 ◁◀◁◁ 美浦・木村厩舎 C.ルメール

リアルスティールXミュージカルウェイ。半姉にミッキークイーン

前走新馬戦は先行して上り34.5とかかったが、最後の1Fは11.3と余裕の伸びで5馬身差の快勝劇。キムテツXルメールの黄金タッグでクラシックに向かうなら要注意。北村宏司でも面白い。

・ファーヴェント
・ブエナエンダ

【Bランク】

・アドマイヤテラ 2000~2400 ◁◁◀◁ 栗東・友道厩舎 川田将雅

レイデオロXアドマイヤミヤビ。

小柄な産駒が多いレイデオロの中では490㎏と大柄。

前走1勝クラスではナムラエイハブ相手に2馬身半差の快勝。

急坂の経験がないため、若葉Sあたりを使ってくれると助かる。

馬格的には十分こなせそうだが、先行力がないのが玉に瑕。

・アドミラルシップ 2000~2400 ◁◁◀◀ 美浦・相沢厩舎 戸崎圭太

ゴールドシップXヴィヴァブーケ。ライラックの半弟。

エリザベス女王杯の同日デビューの新馬戦は高パフォーマンス。

ホープフルSでもキャリア1戦ながら4着と姉同様切れ味を見せた。

戸崎Jあたりが続戦だろうか?ライラックもそうなので。

どちらかというとパワー系で時計勝負は不利か。

・インファイター 1800~2000 ◁◀◁◁ 栗東・高野厩舎 ???

エピファネイアXインヘリットデール。近親にフサイチリシャール

勝ち上がりに時間がかかったが、レースセンスは良く先行力もある。

きさらぎ賞のような前目有利なレースなら。

シャンパンマーク
・ジャンタルマンタル 1600~2000 ◁◀◁◁ 栗東・高野厩舎 川田将雅

パレスマリスXインディアマントゥアナ

無敗の朝日杯馬。ただ、クラシックで通用するかはまた別問題。

まず33秒台の上りを使ったことがない。(パレスルーマーのジャスティンパレスは腐ってもディープの子)

馬体もマイラー寄りでこなせて2000が限界だろう。

切れ味と距離の壁に対応できるかが問題だ。

・ファビュラススター 1600~2000 ◁◁◀◁ 美浦・萩原厩舎 横山武史

エピファネイアXヴンダーゾンネ。

馬場距離への対応力は高い。コーナリングも◎

中山の方が合っていそうな印象で、切れ味勝負に付いていけるかが問題か。 

・ヘデントール 2000~2400 ◁◁◀◀ 美浦・木村厩舎 C.ルメール

ルーラーシップXコルコバード

新馬戦は先行したジャスティンミラノに置いてかれてしまったが、未勝利を快勝。

後方からの脚質なのが難点。捲る競馬しかしていないが重賞でどうか。

・べラジオボンド 1800~2400 ◁◀◁◁ 栗東・上村厩舎 岩田望来

ロードカナロアXダンサーデスティネイション。

弾むような走りで新馬戦を快勝。

軽い馬場向きだが急坂をこなすパワーもある。

鞍上の初クラシック制覇を狙うには十分な素質馬だろう。

 

≪マイル路線≫

【Aランク】

・エコロヴァルツ
・エコロブルーム
・ジュンゴールド
・ゴンデバーカーブース
・ダノンマッキンリー
・ノーブルロジャー

【Bランク】

・ショーマンフリート
・シックスペンス
・スマートスピア
・サトミノキラリ
・ゼーゼマン
・チャンネルトンネル
・ドリーミングアップ

 

暮れの中山_最後のG1ホープフルS_注目馬7頭の短評

有馬記念ではタスティエーラの夢が破れ、3年連続の外れ。

タイトルホルダーの引退式が見れてよかったです。

種牡馬になっても頑張れよ、タイトルホルダー!

 

さて、暮れの中山最後のG1ホープフルSですが出走想定が多く、

去年に続くフルゲートの様相。昨年は大荒れでしたが、今回はどうか?

 

ホープフルSの注目馬〉

1.アドミラルシップ C

ライラックの弟、ブラックホールの全弟のゴールドシップ産駒。

11月京都の新馬戦でデビューすると好位の外目から追走し、上がり最速で差し切った。

クッション値9.4で現在の中山に近い数値のなのもいい。

最終追切は外目から優秀な時計で走破しており楽しみな1頭だ。

 

2.ヴェロキラプトル B

新馬戦で三浦皇成の1000勝を決めた馬。

前走は久々に阪神開催の野路菊Sを3番手から上がり最速で押し切って快勝した。

3番手から押し切った内容は評価したいが、戸崎騎手への乗り替わりが懸念点か?

 

3.ゴンバデカーブース B

今年のサウジRC覇者

ボンドガールとシュトラウスの競り合いを横目に差し切った

ブリックスアンドモルタルXディープインパクトの血統が示すように

広いコースが合いそうで東京マイル向き

中山2000をこなすのは難しいのでは?

 

4.シリウスコルト A

前走は芙蓉Sを快勝、機動力に富んだ素晴らしい内容

マクフィXゼンノロブロイと渋めの血統でどちらかというとダート寄り

ミスプロ系は去年のドゥラエレーデと同じで先行力もある

新潟2歳では阪神JF覇者アスコリピチェーノに

0.8秒差と離されながらも上がり2位で5着

総合的な能力は非常に高い一頭。鞍上に初G1を

 

5.シンエンペラー A

凱旋門賞馬ソットサスの全弟

前走は京都2歳Sを快勝。新馬戦でも高パフォーマンスを見せており、

クラシックでも有力な1頭。今回はムルザバエフJが騎乗

広いコースの経験しかないのがマイナスか?

小回りの中山2000を後ろからとなると厳しいが、新馬戦のように先行できれば

 

6.センチュリボンド C

暮れの有馬記念ハーツクライ産駒で武豊Jを制した後に

キズナ産駒のセンチュリボンド。

母父ヘニーヒューズとダート向きな気もするが、

黄菊賞を番手から押し切ったように先行力が高く面白い一頭。

もろルメールの標的にされそうだが?

 

7.レガレイラ A

ドゥラドーレスの妹でスワーヴリチャード産駒

出遅れ癖があり後ろからになりやすいのが難点

多頭数も経験したことが無く、上りはどんな馬場でも良いものを使えるが

G1はルメールが選んだ馬を買えばいい

 

2023有馬記念_各馬分析

・アイアンバローズ

差し一辺倒の競馬しかしてこなかったが、

前走のステイヤーズSは逃げを打った。ただ、3600mの距離や1年ぶりの高クッション値に恵まれたところが大きく中山2500だと大きく割引。

 

・ウインマリリン

前走BCMFでは、インスパイラルなど欧米の有力馬と走り4着。ただ牝限だし…。中山2200オールカマー制覇など非根幹への適性は高く、この馬の先行力が活きる展開になれば…。

 

ジャスティンパレス

阪大制覇から天皇賞・春制覇、宝塚3着、天皇賞・秋2着と怒涛の勢いの一年だったパレスさん。

非根幹の勝ち鞍も神戸新聞杯があり小回りも地味にこなせる。器用すぎんか?

脚質的に差し追込になりがちだが、継続騎乗の武史なのでそこまで気にする必要もなさそう。

明らかに有力な1頭。

 

・シャフリヤール

前走BCターフは3着。オーギュストロダン・アップトゥザマーク相手なら健闘した方だろう。

重馬場は苦手だし香港からの頓挫参戦と考えると今年の有馬記念は厳しい。

 

・スターズオンアース

前走JCではほぼ大外枠から先行の競馬で3着に粘りこんだ。先行馬総残り前有利の展開だったので割引は必要。中山での勝ち鞍はないが、ライラックの差込に屈したフェアリーで2着があるのでこなせないと言うことはない。鞍上ルメールと共に安定感が強い。

 

・スルーセブンシーズ

前走凱旋門賞では宝塚2着の勢いから4着に激走。重賞勝ちは中山牝馬のみだが、稍重・重馬場での勝利歴もあり冬の中山は苦手な舞台ではない。

ドリームジャーニーもグランプリをこなしたしステゴ系は斤量に強いためここでも勝ち負け。

 

・ソールオリエンス

前走の菊花賞では初めて連対を外したが前有利の展開で後方一気なら仕方ない。

ダービーのようにスロー展開なら前にもつけられるが基本的には差し馬。川田なので先行するイメージもあるのが怖いところ。上手く溜めればと言う馬だけに鞍上との相性が不安だ。

 

・タイトルホルダー

有馬記念は2年参戦して5着→9着。

アイアンバローズの大逃げの番手逃げになりそう。今年の秋から復調気配がありJCでも5着と健闘。菊花賞凱旋門賞の疲れに悩まされた過去二戦と違い仕上がりも良好なので日経賞連覇の実績ならば!

 

・タスティエーラ

エピファネイア以来のクラシック全連対を達成。

前走の菊花賞もモレイラの控えた騎乗が展開に合わなかった不運な印象。

ソールと共に重馬場の皐月賞をこなしているし馬場の問題もない。新馬戦の手綱を取ったムーアがわざわざ来日するというのも力強い。ムーア自信の年間GⅠ20勝の偉業、タスティエーラにもオペラオーの年間獲得賞金の更新がかかっているがどうだろうか。