毎日王冠は21年に見始めてから毎年ドラマチックなレースが続く
21年のシュネルマイスター・ダノンキングリーの2頭の叩き合い
22年のサリオス復活勝利
今年はどんなレースが繰り広げられるのか?
【斤量負担】
・12%超過
ノースザワールド
・11.5%以下
アドマイヤハダル、ジャスティンカフェ、バラジ、
ウインカーネリアン、デュガ、エルトンバローズ
負担の重いノースザワールドは割引
牝馬で57㎏のソングラインも気になるが…一応好走圏内ではある
前走好走し負担の低いジャスティンカフェ・エルトンバローズ、重賞なら勝負になるウインカーネリアンは気になるところ…
【調教】
相性がいいのは東西Wで終い12.0秒以下の好時計と
東西坂路終い2f加速ラップで纏めた馬。
失速ラップで連対したのは前年の勝ち馬アエロリットのみ。
今回の登録馬は大抵該当するので、その馬ごとのデキを水曜追いで確認したい。
【各馬分析】
・アドマイヤハダル 牡 5歳 B
若葉Sを圧勝して皐月賞4着の後は白富士Sまでパッとしなかったが、
中山記念を好メンバー相手に3着。その後、怪我を経て1年ぶりに六甲Sで復帰。
その後はOP中心ながらも鳴尾記念で好走するなど勝ちきれないレースが続く。
しかし、今回は乗り替わりで田辺Jのテン乗り。
操縦性は高いので問題はなさそうだが…。
・ウインカーネリアン 牡 6歳 C
クラシック挑戦後はマイル路線で開花。
安田記念8着,マイルCS12着とG1の壁が大きかった。
1800mは勝鞍があるものの、約3年ぶりの距離なのが不安。
距離をこなすにはワンペースで逃げることが重要なので、
気持ちよく行けるかどうかがカギ。
・エエヤン 牡 3歳 D
勢いのままNZTを制したM.デムーロと再コンビ。
新馬戦では2000mをこなしたが、明らかに長そうで
馬の気性的にも1400前後がベストと思える。
・エルトンバローズ 牡 3歳 B
前走はラジオNikkei賞を制し、2着以下もその後好走。
レーベンスティールがセントライト記念を制したのは記憶に新しい。
シルトホルンの進路取りで一瞬足が止まりかけるも再加速して差し切りは強かった。
バビット、ウインカーネリアン辺りがペースを流せば追走も有利そうで、
マイルCSに向けても期待が大きい。
・ジャスティンカフェ 牡 5歳 A
前走のエプソムCでは、7度目の挑戦で初重賞を制覇。
今回も良馬場のコンディションで行えそうなのも良い。
横山典弘Jの騎乗も気になるが、G1クラスと戦うとなると、
もう一つ前のポジションで位置取りできるようになりたい。
・シュネルマイスター 牡 5歳 A
前走安田記念は末脚届かず3着止まり。
古馬になってからズブさが出てきて勝ちきれないレースが多い。
前々走のマイラーズCのように京都の方が向いているのかもしれない。
今回は21年に制した毎日王冠を前年のサリオスの再現で勝つことができるのか?
・ソングライン 牝 5歳 A
今春はVマイル制覇、安田記念の連覇を達成。
1800mは初距離だが、200mくらいならこなせそう。
マイルでも後方を追走しているように今回もそうなると差し損ないが…。
・デュガ 牡 4歳 D
前走北九州記念を使ったように短距離向きなので、距離が持たなそう。
・ノースザワールド 牡 5歳 C
今年はオープン入りして大阪杯に出走。
メイSでは0.8差の7着。東京1800が合わないことはなさそうだが…。
・バビット 牡 6歳 C
最高齢の参戦となったバビット。同期はほとんど引退してしまったが…。
やはり中山コースの方がよさそうで直線の長いここよりも…。
・バラジ 牡 4歳 B
OP入りして掲示板付近をうろうろ。
このコースが合わないことはなさそう。
父に芝重賞初制覇を届けられるか?
好位での競馬を期待。
・フェーングロッテン 牡 4歳 B
3頭のラジニケ勝ち馬。同窓会かw
七夕賞では斤量輸送が災いし大敗。
ここでもやれそうな力はあるはずだが、久々の1800ペースがどうか。