むねちのPOG情報局

2-3歳馬を中心に情報を更新中!(前週の世代戦の更新がメイン)たまに血統についてもまとめます。

2025スプリングS_全頭の適性と血統分析

スプリングS_全頭評価

キングスコール 評価:

 コース適性:芝◎ダ×/1400~1800m
 血統:
 ドゥラメンテ×レインオンザデューン
 母父がFrankelのドゥラメンテ産駒。姉にサクセスカラー。AEIが2.19のニックスでレヴァンジル、エバーハピネスがいる。どちらも勝鞍があるのは東京なので中山適性という意味では他馬に劣るということだろう。
 姉と違ってLyphardのクロスではなくミスプロのクロスなのが平坦向きな感じも強いし姉も新馬戦しか中山で勝てていないので、この牝系なら東京向きなのではないだろうか。
 実績:
 新馬戦は阪神JF3着馬テリオスララ相手に完勝。
 新馬時の評価は「スタート良く番手に取り付いての競馬。気性の前向きさが出過ぎてしまうとマイルになってしまいそう。近親も短距離志向が強いので、短距離路線でこそという印象。

クモヒトツナイ 評価:

 コース適性:芝〇ダ◎/1500~1800m
 血統:
 アルアイン×ブラーノ
 母父キングカメハメハのアルアイン産駒。キンカメなのでアルアインぽさが強調される。前走のパドックを見る感じだとやはり筋肉質で牝系の欧州的なしなやかさはどこに…。ドバイマジェスティが強く出ていそうで将来はダート。
 実績:
 まだ未勝利を勝ち上がったばかりで小倉の重馬場という特殊な条件下。今週も雨の影響はありそうだが、平坦コースに好走が集中しているから中山は…。

ジェットマグナム 評価:B+

 コース適性:芝◎ダ×/2000~2500m
 血統:
 ヘンリーバローズ×ビビットオレンジ
 母父ルーラーシップのヘンリーバローズ産駒。同血のシルバーステートとルーラーシップの相性は最悪だが、この馬は2勝。
 バーレークイーンの牝系なのは先週のアロヒアリイと同じで今の中山は向いていそう。
 実績:
 芙蓉S勝ちを含め2勝している。ホープフルSは1.0秒差負けを喫しているが、今回は相手関係が弱化しているしここでは実績最上位。

スナークピカソ 評価:

 コース適性:芝〇ダ◎/1600~1800m
 血統:
 アジアエクスプレス×ホームアゲイン
 母父ディープインパクトのアジアエクスプレス産駒。AEIは1.98と好相性のニックス。同配合にはピューロマジック、キタノエクスプレスなど短距離で輝く馬が多い。
 アジアエクスプレスのスピードよりずぶさが出るとダートに移りやすくこの馬はダートか。牝系も米国系で。
 実績:
 前走は小倉の未勝利戦を勝ち上がり。特筆するところはない。

スワローシチー 評価:D+

 コース適性:芝◎ダ×/2000〜2500m
 血統:
 ミッキースワロー×スコルピオンキッス
 母父フレンチデュピティのミッキースワロー産駒。JRAに出走している産駒が4頭しかおらず適正面の判断が難しい種牡馬だが、トーセンホマレボシにディープだし洋芝や京都が合いそう。母方を見てもそういった感じが強い。
 実績:
 未勝利を勝ち上がったばかりで福島の雄エーオーキングと田辺コンビに敗戦。かなりのスローペースで見直しは可能だが、今回も小頭数でスロー必至。立ち回り一つで上昇も。

ダノンセンチュリー 評価:

 コース適性:芝◎ダ×/1400~1800m
 血統:
 フィエールマン×シャンブルドット
 フィエールマン産駒だが、母系は短距離志向で気性が前向き。中山1800mくらいならこなせそうだが、初めてのO型コースへの対応力が求められるし母系的にも不安は多い。  実績:
 新馬戦のみだが終い2F11.0-11.0で刻んでいるのはいい。ただ極端なスローペースだったのでいきなり重賞では…。

ニホンピロデヴィン 評価:D+

 コース適性:芝◯ダ◯/2000〜2500m
 血統:
 グレーターロンドン×ニホンピロルーラー
 在来牝系にサンデー×ルーラー×グレーターロンドンだから高速決着や上がりの速い競馬は不向き。週末の馬場が先週程度に渋っていれば。
 実績:
 前走は小倉の1勝クラスで逃げてタイセイリコルドの2着。急坂コースは未経験で適性面は気になるが実績は上位。

ピコチャンブラック 評価:D+

 コース適性:芝◎ダ×/m
 血統:
 キタサンブラック×トランプクイーン
 字面だけならこなせそうだが、サンデー3×3があり急坂は苦手なタイプ。東京や京都向きで中山では一段落ちる。
 実績:
 アイビーS2着がありこの中では実績上位。

フクノブルーレイク 評価:D+

 コース適性:芝◯ダ◯/1800〜2200m
 血統:
 ウインブライト×ブルーエクセル
 牝系は米国色強く母母母にエリモエクセルがいる。ステゴ系なので坂などは問題なさそう。東京コースよりは合うだろうし上積みはある。
 実績:
 前走は東京2000mの1勝クラスで3着。馬券外も高速馬場の新馬戦のみと冬馬場では堅実な馬。今回も掲示板は見込めそう。

マテンロウバローズ 評価:B+

 コース適性:芝◎ダ×/1600~2000m
 血統:
 ロジャーバローズ×パルテノン
 半兄にマテンロウオリオンがいる良血。ダイワメジャーの兄に比べれば距離は持ちそうだし中山1800mならこなせる。問題は初のO型コースであることくらいか?
 実績:
 連勝で1勝クラスを突破。地味な勝ち方なのは鞍上の乗り方からも仕方ない。少なくともポツンしていないので期待は高そう。

レーヴブリリアント 評価:B+

 コース適性:芝◎ダ×/1600~2400m
 血統:
 スワーヴリチャード×リリレフア
 リリサイドの牝系だから坂コースは問題ない。スワーヴリチャードも昨年クラシックで活躍していた種牡馬だし、サンデークロスもないし血統だけ見れば出走馬で一番バランスは良さそうだが…。
 実績:
 前走は中山1600mの1勝クラスを勝利。中山では2戦2勝でO型コースは初めてだが、相手関係的には実績上位で。

ローレルオーブ 評価:

 コース適性:芝◎ダ×/m
 血統:
 ウインブライト×ルージュマジック
 急坂は向かない血統構成で足が遅く洋芝向き。外国人騎手だけが好成績で。
 実績:
 未勝利脱出後は掲示板すらなくここでも足りない。