弥生賞
G1組(7-9-12-16)
前走ホープフルS組は過去7年で1-3-6-5と複勝率66.7%と高確率で来る。前走連対馬は0-2-2-0と馬券外がないが、今回は該当なし。前走3着馬は3頭のうち、2頭が馬券外でどちらもリーディング下位の騎手が鞍上だった。今回該当のファウストラーゼンもそうなるが、栗東馬の出走は初めてなのでまた傾向が変わってくるか?一応馬券内はルメール騎手騎乗のワーケアのみの現状ではあるのであまり押しにくい。
視点を変えて意外といいのが乗り替わり組で例は少ないも1-1-1-1。タイトルホルダー、シンエンペラー、オーソリティ、サンリヴァルといずれも4着以内で次走以降G1で好走しているのも面白い。今回該当するのは、クラウディアイで西村騎手から鮫島騎手への乗り替わりになる。ただかなり小柄な馬なので馬体は増えてほしい口ではある。
前走掲示板以下の馬は0-0-1-2で唯一馬券内のシリウスコルトは同舞台の芙蓉Sを制していた。今回該当のアスクシュタインは札幌実績しかなくやはり急坂への対応力が疑問か。
次に前走朝日杯連対馬は1-2-1-0とパーフェクト。今回該当のミュージアムマイルはこの条件にあたるが、過去の4頭と違い乗り替わりともう4戦を消化しているのが気になるところだが、朝日杯組は次走以降好走が多いので信じたい。
実際に過去4戦以上の馬を見てみるとホープフル組はすべて馬券外になっていて3戦以内で馬券外が乗り替わりのサンリヴァルのみ。
朝日杯組もクラリティスカイが馬券外、タガノエスプレッソもなんとか3着という絶妙な条件なのは気になる。
OP・L組(8-7-4-38)
まず近年馬券内を確保しているのは若駒Sのみで4-1-1-9の条件。好走は前走連対馬がほとんどではあるが、早い上りを使える馬の方が好走が多いのでそこがどうだろうか。一応東京で34.2は計時しているので掲示板は乗りそうだが…。
1勝クラス組(6-7-4-120)
過去に勝利した馬は前走の上りが1位の馬だけで、連対した馬は前走の上りが3位以内だった。前走の上りが5位以下だと0-0-2-45とかなり悲惨。また前走3着以下の成績も1-0-1-46とサクラスターオーとステージチャンプのみで近年は好走がない。
以上の条件で該当するのはナグルファルで前走のエリカ賞を番手から上がり最速で圧勝している。また、前走葉牡丹賞をレコード勝ちしたヴィンセンシオは期待度としては十分でここまで重賞を2戦2勝の森一誠厩舎であるのも気になるところ。アロヒアリイも上がり2位だが前走上り2位で連対しているのは前走中山以外の馬のみでそこが解せぬところか。ベストシーンとマイネルゼウス、ロードガレリアはまあいらないだろう。
未勝利組(0-1-0-20)
馬券内は2003年のミッキーペトラのみで前走小倉1800m。4着2頭は中山2000m以上を番手以内で勝利していたので今回該当のガンバルマンは脚質的にも無理そうだ。
新馬組(0-2-1-15)
一応半数は掲示板に乗ってるだけ未勝利組よりはマシな新馬組。掲示板のほとんどが前走1600-1800mの距離延長組で前走は東京か京都だった。馬券内の2頭は前走上がり最速で中3-4週で競馬していたことから、今回該当のレディネスは前走は東京1800mで上がり最速で中3週となかなか面白い存在だ。終いも11.0-11.2で後半5F58.4と一定以上の水準の競馬はしていた。