4歳馬
前走G2組(1-0-4-13)
該当馬:シックスペンス
前走1~2月組が大半で過去は目黒記念、AJCCが主流ローテだった。中10週以上を空けての臨戦は14年ロゴタイプ(札幌記念)、12年リアルインパクト(阪神C)の2頭でどちらも3着だった。共にG1馬で中山1600~1800mでの好走歴があった。今回該当のシックスペンスはG1未経験だが、毎日王冠で魅せた素質はリアルインパクト感もあり3着は堅そう。間隔が空く分、頭ではどうだろうか。ちなみに唯一の勝ち馬はクシロキングでそれ以来の勝利はない。
前走OP・L組(1-0-2-15)
該当馬:エコロヴァルツ
前走OP・Lからの臨戦で中10週以上空くのは1991年ハシノケンシロウ以来2頭目。前走中山OPという視点なら2003年タイガーカフェ、デュランダル以来の事例。一応勝利したのはサイレンススズカのみの条件ではある。ここ3年ではドーブネ、アドマイヤハダルが続けて好走も去年は不在。また、どちらも白富士Sからの参戦だった。今回該当のエコロヴァルツは中山重賞でも好走があり能力的にも足りそうだが、Mデムーロへの乗り替わりは気になる。前述の2頭は継続騎乗で3着を確保していた。
5歳馬
前走G3組(4-5-3-38)
該当馬:クルゼイロドスル
好走馬が多い条件だが、ほとんどが前走5番人気以内の馬で前走6番人気以下の馬はすべて前走掲示板に好走している馬しかいない。今回該当のクルゼイロドスルは前走13人気7着と条件に該当しないが、関越Sの走りっぷりを見ると1800mは良さそうだ。
6歳馬
前走G2組(2-2-2-15)
該当馬:ボーンディスウェイ
前走G2組で勝利したのはスズパレードとアメリカンボスのみで20年以上勝ちから遠のいている。また好走馬すべてが前走4角4番手以内に付けていた先行馬の巻き返しだった。
今回該当のボーンディスウェイは前走4角3番手につけていて上位6頭がG1馬や実績馬がほとんどを占める中健闘した。馬券の紐に添えたい候補。
前走G3組(1-6-2-34)
該当馬:アルナシーム、サイルーン、パラレルヴィジョン、マテンロウスカイ
好走馬は重賞実績か中山OP勝ちのある馬のみだった。また、前走掲示板だと1-4-1-17と好走馬の大半を占める。
今回の該当馬で中山重賞で好走歴があるのはアルナシームとパラレルヴィジョン、マテンロウスカイの3頭。その中でも前走1着のアルナシームと5着のマテンロウスカイの好走は期待度が高い。
前走OP・L組(2-1-0-21)
該当馬:グランディア
好走したのはサクラアンプループが最後でトウカイポイントとトーセンクラウンが1着。いずれも8人気以下の人気薄だった。いずれも中山の3勝クラスの勝ちがあってOP実績もあった。
今回該当のグランディアは中山で3勝クラスを勝ち上がっていてOP実績もあり条件は整っている。
7歳以上の馬
前走G1組(2-0-0-7)
該当馬:ソウルラッシュ、タイムトゥヘヴン
まず、前走海外G1だと1-0-1-3でフジヤマケンザンとロゴタイプが好走している。どちらも中山重賞での好走経験があり前走1800m以下からの参戦だった。
今回該当のソウルラッシュは京王杯AHを制した経験もあり中山では3戦3勝と好相性。近親にヒラボクディープが居て2000mまでならこなすことは出来るだろう。
また、前走国内G1から勝利したのはカンパニーとヒシイグアスでどちらもG1実績があった。今回該当のタイムトゥヘヴンには荷が重そう。
前走G2組(2-0-3-22)
該当馬:カラテ、ボッケリーニ
この条件で好走したのはシルポート、エアシェイディ、ダイワテキサス、ムービースター、ランニングフリーの5頭。4頭は前走馬券内に好走していて例外のシルポートは前走が阪神Cで距離延長の中逃げてうまく立ち回った。
今回該当のカラテ、ボッケリーニは前走馬券外だが、ボッケリーニは除外される前の鳴尾記念を2着。近走は2000m以上の距離が多いが全兄ラブリーデイを考えれば1800mも十分にこなせそう。
前走G3組
該当馬:メイショウチタン、リフレーミング
好走馬のほとんどは前走掲示板で例外の3頭はダートと東京新聞杯組の先行馬だった。
今回該当のリフレーミングは前走小倉記念を制していて馬番2番以内では全連対の内枠巧者だから枠を生かせれば。メイショウチタンは前走内枠から逃げ粘ったが、今回は強力な先行勢も多くさすがに厳しそう。
前走OP・L組(0-0-1-25)
該当馬:グラティアス
成績の通り絶望的な条件。唯一の好走馬は1991年のコガネターボで前年も重賞連対のある馬だった。今回該当のグラティアスはOPでも厳しいくらいなのでここは切ってよいか。
アタマ候補:◎ソウルラッシュ
相手候補:〇リフレーミング、▲ボッケリーニ、△シックスペンス、☆アルナシーム
プラスで押さえてもグランディアくらいだろう。