フェブラリーS
G1組(7-4-3-29)
該当馬:ガイアフォース、キャリックアリード、サントノーレ、セラフィックコール、ペイシャエス、ペプチドナイル
勝率16.3%複勝率32.6とまあまあか。
前走チャンピオンズS組は3-3-2-9と更に相性が良い。連続で馬券内に来たのは17ゴールドドリームと16ノンコノユメのみで両馬とも2桁の後方から追い込んで連対を確保した馬だった。対してサンライズソアはチャンピオンズSは先行して3着を確保するもフェブラリーSは6着と粘り切れなかった。今回馬券内組はプロキオン経由のドゥラエレーデのみで除外対象。該当馬はいない。
また、馬券外から巻き返したカフェファラオ、ソダシ、エアスピネル、ゴールドドリーム、ベストウォーリアは全て東京1600mの実績のある4ー5歳馬だった。今回これにぴったりと該当する馬はいないが、強いて言えば去年の1-2着馬ペプチドナイルとガイアフォース、ユニコーンS勝ちのペイシャエスあたりだろうか。
G2組(4-1-2-25)
該当馬:サンデーファンデー、サンライズジパング、ドゥラエレーデ
当然だが、G1組よりは成績が落ちる。
東海Sの前走1着馬は3-0-1-4と半数が馬券内。東京実績のあったコパノリッキーとグレープブランデーは共に1着。今回該当のサンデーファンデーは東京はヒヤシンスS13着しかなくコース相性がどうだろうか。
前走2着以下で馬券内はペプチドナイルとインカーテーションの2頭のみで、ペプチドナイルは東京で3戦2連対していたしインカーテーションは左回りで5勝を挙げていた。今回該当のサンライズジパングは東京での勝鞍はないものの左回りの重賞で2連対、チャンピオンズS6着と好相性の条件なのはいいだろう。
G3組(12-10-9-185)
該当馬:エンペラーワケア、コスタノヴァ、サンライズフレイム、タガノビューティー
まず、武蔵野S組は過去2頭のみで20サンライズノヴァ3着と24レッドルゼル6着のみ。サンライズノヴァは過去東京1600で勝利実績があったから、エンペラーワケアもそれくらいやれても。
次に根岸S組は7-3-7-110と総数が多い分低調。前走1着馬は6-2-3-9と好相性で半数が馬券内。また、前走0.7秒差はメイショウボーラーに次ぐ記録。そのため、今回該当のコスタノヴァも期待できるか。乗り替わりは不安だが…。
一方で4着以下は0-0-1-78とかなり厳しく2004年のスターリングローズのみ。スターリングローズはG1以外では安定した馬だったのでそれくらいの地力が必要。該当のタガノビューティーは競争中止なので判断がつかないが、あそこまで出遅れなければコスタノヴァと大差ないのでは?
地方ダート組(4-13-11-97)
該当馬:アンモシエラ、アーテルアストレア、ウィリアムバローズ、キャッリックアリード、サンライズホーク、デルマソトガケ、ヘリオス、ミッキーファイト、メイショウハリオ、ヤマニンウルス
これまでなかった条件でJBCクラシック及びレディスクラシックからの直行は初。川崎記念やTCK女王盃が移動したためだろう。JDCや名古屋大賞典からというのもない
そのため、全体の傾向を見ていく。勝ち馬4頭はサクセスブロッケンとヴァーミリアン、ホクトベガが川崎記念から、メイセイオペラが東京大賞典からの臨戦だった。すべて直近2000m以上のG1で馬券内がある馬のみである。また間隔が10週以上空いていると0-1-0-15で勝ち馬はすべて休養明け5-6戦目だった。唯一馬券内のレッドルゼルは過去フェブラリーSで好走もあり前走が左回りの森岡だったのも良かったのかもしれない。その辺りを見ていくと明け5-6戦で中9週以内でG13着以内のある馬はミッキーファイトのみである。戸崎騎手は同厩舎のレモンポップも主戦だったからそれくらいやれてもいい。